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成長の為のパートナー　統合１周年記念でパーティ
―バイエル　クロップサイエンス―

バイエル・パーティ

　バイエル　クロップサイエンス（株）（ローレンス　ユー社長、本社：東京都港区）はこのほど、都内のホテルに関係者約300名を集め『統合１周年記念パーティ』を盛大に挙行した。「成長の為のパートナー」をスローガンとした同社は、着実に地歩を固めつつある。
　2002年６月に実施したアベンティス　クロップサイエンスの買収は、約140年の独バイエル史上最大の案件だったが、この買収は世界的な農薬市場の中で、シンジェンタと肩を並べる巨大農薬企業の誕生を迎えることとなった。ちなみに、欧米の上位６社の世界シェアは70％以上に達する。
　冒頭、挨拶に立った独バイエル　クロップサイエンスＡＧのヨッヘン・ウルフ社長は、「この１年の間に２つの世界的な会社の統合を成功裡に実施できたことは、誠にうれしい限り」とし、農薬、エンバイロサイエンス、バイオサイエンスの３つの事業すべてが新会社のスタートに貢献したことを明らかにした。
　事実、同社の2003年度上半期の売上高は買収効果により66％増の約32億ユーロ（約4230億円）におよんでおり、為替変動を考慮しなければ、ビジネスは８％の成長となっている。新規製品開発も順調に進み、2001年～2005年の間に14有効成分が市場投入される模様。
　なお、パーティには北本孝也ＪＡ全農常務理事、管原敏夫日植防理事長、松木三男全農薬理事長らが駆けつけ、「新製品開発などを通じ、日本農業の発展に貢献していってほしい」などの祝辞を寄せた。

北本孝也　ＪＡ全農常務理事

管原敏夫　日植防理事長

松木三男　全農薬理事長

北本孝也
ＪＡ全農常務理事

管原敏夫
日植防理事長

松木三男
全農薬理事長

（２００３．１０．８）