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「がんばれ、ニッポンの園芸!」 入場者数は約4万名に
《日本施設園芸協会など》


 魅力ある園芸産業づくりを支援する技術総合展『第11回国際園芸技術展』(主催:日本施設園芸協会・日本生物環境調節学会・日本能率協会)が4月20日〜23日の4日間、日本コンベンションセンター(幕張メッセ)で開催され入場者数は約4万名におよんだ。同時開催の『第11回2004園芸新技術シンポジウム』も盛況だった。
 同技術展は、施設園芸に関する日本最大の総合展示会として、2年に1度開催されている。今回のテーマは、「がんばれ、ニッポンの園芸!―豊かさとゆとりを目指して―」で、園芸産業を取り巻く課題を解決するシステム・機器・資材の最新情報が盛りだくさんだった。
 出展内容を部門別に見ると、育苗部門は育苗資材、生産部門は省力化栽培管理システム・生産用園芸資材(肥料・農薬・土壌改良材)・環境制御システム、流通部門はトレーサビリティシステム、その他ではリサイクル・処理システムなどが目立った。
 各社のブースをのぞくと、施設ハウス用無人防除機(有光工業)、セルトレイ苗挿し木装置(井関農機)、養液土耕栽培システム(大塚化学)、農薬用アジュバント『展着剤ニーズ』(花王)、農業用被覆資材(三善加工・シーアイ化成)、たばねらシリーズ(ニチバン)、土壌殺菌装置(ネポン)、ココソイル(野原種苗)、農薬製品(BASFアグロ)、マルハナバチ(アリスタ・ライフサイエンス)などが注目された。
 なお、同時開催の『園芸新技術シンポジウム』には延べ約400名が参加した。技術が支える施設園芸の新たな展開を模索したもので、6つのセッションで熱気のこもった討論が行われた。
(2004.4.28)


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