地元の食材を使い、おいしさや栄養価などを競う学校給食のコンクールで、全国1817校(給食センターを含む)が応募。3次の選考を勝ち抜いた12校が東京・駒込の女子栄養大学での決勝に臨み、腕を振るった。
岐阜県代表の決勝進出は連続4回目。郡上市白鳥学校給食センター(栄養教諭・白滝芳美さん、見付清美さん)の優勝は前々回に続き2度目。
食味検査では、ホウレン草、するめ、コンブ、切干大根の「かみかみあえ」、アユとアマゴの梅とろり、じんだ味噌汁などを調理した。
準優勝校は富山県砺波市学校給食センター(亀ヶ谷昭子さん、山田久美子さん)。調理は地場産野菜の炒めもの、かき揚げ、となみ野汁など。
主催は政策提言などをしているNPО法人21世紀構想研究会(理事長=馬場錬成・東京理科大学大学院教授)と実行委員会。
入賞10チームは次のとおり。
▽黒石市立六郷小学校(青森)▽鮫川村学校給食センター(福島)▽桧原村学校給食共同調理場(東京)▽宇都宮市立豊郷中央小学校(栃木)▽上越市立春日小学校(新潟)▽幸田町学校給食センター(愛知)▽三朝町調理センター(鳥取)▽高松市立国分寺南部小学校(香川)▽嬉野市塩田学校給食センター(佐賀)▽峰学校給食共同調理場(長崎)。