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3銘柄が前年比200円安  21年産米7月の価格調査

 農水省は21年産米の7月の卸・小売価格の調査結果を8月25日、発表した。

 調査したのは全国の主要21銘柄。卸売価格は7銘柄が前月より安く、前年同月比でみると富山コシヒカリを除く20銘柄で安くなっている。特に価格の下落が顕著だったのは新潟コシヒカリ(魚沼)で前年同月から233円も安くなっている。
 小売価格は14銘柄が前月より安く、前年同月比では山形はえぬきと茨城コシヒカリ以外の19銘柄で安くなっている。前月から下落幅が大きかったのは島根コシヒカリの▲126円(4113円)と青森つがるロマンの▲110円(3447円)だった。前年同月比から200円以上値下がりしたのは福井ハナエチゼン(▲255円)、滋賀コシヒカリ(▲243円)、福島ひとめぼれ(▲233円)の3銘柄となっている。
 もち精米も卸売価格は前年同月比▲6円の419円、小売価格が▲6円の550円だった。
 ブレンド精米の全アイテム平均価格は卸売価格が同▲40円で3150円、小売価格は▲63円で3609円と落ち込んでいる。
(※価格はすべて包装・消費税込み10kgあたり、もち精米は同1kgあたり)

(2010.09.01)