【コラム・消費者の目】嬉しい「おいしかった」の一言2016年12月7日
今年は天候不順で野菜が高騰しましたが、私の家庭菜園の成績としては比較的恵まれた一年でした。梅雨前の少雨のおかげでスイカは順調に着果してくれましたし、露地植えのトマトは病気にかかることはありませんでした。夏場のきゅうり、ナス、ピーマンも比較的順調。8月に播種したキャベツは、植え付け後の簡単な防除だけで害虫の被害を免れ、11月にはピカピカのキャベツが大量に収穫できました。
家庭菜園は、作物を育てる過程が楽しいだけでなく、収穫の喜びがまた格別です。そして、収穫するからには人に食べてもらいたい。農家さんが消費者の声を聞きたいと思うのと同じで、あとから「あの野菜おいしかったよ」と言ってもらえると、素人ながら心から良かったと思えます。そういう意味では、今年はいろいろな方から褒めていただいた年だったかもしれません。
ただ、自分が作った野菜を人に差し上げるのは結構気を遣います。すでにスーパーで買ってしまっていたら、親切の押し売りになってしまいます。一番おいしい時期に収穫しても、野菜を差し上げたい方とすぐ会えなければ味が落ちてしまいます。妻にはいつもそろそろ何が収穫できるのか教えて欲しいと言われています。個人同士で収穫と消費のタイミングを合わせるのは簡単そうで難しいです。
最近は週末の朝収穫した野菜を、私が通う乗馬クラブの片隅に置かせてもらって、必要な方に持っていってもらうようにしています。様々な性別、年齢の方がたくさん出入りするので、誰かしらが必要としてくれます。それでも一度に採れすぎると大変で、そのうち漬物の漬け方を勉強して、採れすぎた野菜で漬物を作ってみたいと思っているのですが、いつになることやら。
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