女優の檀れいさんを「日本食普及の特別親善大使」に任命<農水省>2015年3月2日
農林水産省は、女優の檀れいさんを「日本食普及の特別親善大使」に任命、平成27年2月26日、同省会見室において、林芳正農林水産大臣より、檀れいさんに任命状が授与された。
授与式で林大臣は「日本食普及の特別親善大使」に任命された檀れいさんについて、「和の特有の美しさ奥ゆかしさ、和の世界観を兼ね備え」た人と評価、「日本食の普及に尽力されてきた料理界の方々にも親善大使に就任頂いたが、檀特別親善大使ともども、しっかりと日本食の普及活動に取り組んで頂きたい」と述べた。
また林大臣は、日本食はユネスコの無形文化遺産に認定されていること、世界でも日本食の人気が高いこと、今年はミラノ博、そして2020年には東京オリンピック・パラリンピックが開催されるという重要な節目を迎えていることに触れ、日本食の更なる普及促進について「皆様方の活動に弾みをつけて頂きたい」と挨拶を締めくくった。
檀れいさんは、「このような素晴らしい大役に任命頂き、身が引き締まる思いがすると共に、とても光栄に思っています」と就任の感想を述べた。
続けて「私たちが住む日本は、海と山、豊かな水と四季の移ろいがあり、和食は、そこで採れる新鮮な食材の旨みを最大限に活かした調理法だと思います。眼と舌で楽しむ和食は、料理する人が食べる人のことを思いやる文化であり、そうした日本の食が世界中の皆様に愛されるように、お手伝いが出来ることを嬉しく思っています」と語った。
日本食普及の親善大使には、料理界から、「神田川」店主で全国調理師協会名誉会長の神田川俊郎氏、「つきじ田村」三代目、(公社)日本料理研究会師範の田村隆氏、「菊乃井」主人で日本料理アカデミー理事長の村田吉弘氏など9名が、文化人では静岡文化芸術大学・熊倉功夫学長、服部学園・服部幸應校長ら4名が任命された。
(関連記事)
・和食文化国民会議設立へ 和食会議を解散して(2014.12.9)
・男女の料理・恋愛観にギャップ!? 全農が調査(2014.11.21)
・日本食の魅力でシンポ 農水省(2014.11.04)
・日本全国こども料理サミット開催 農水省(2014.11.04)
・秋田で「和食の魅力」伝えるシンポジウム(2014.10.01)
重要な記事
最新の記事
-
シンとんぼ(123) -改正食料・農業・農村基本法(9)-2024年12月21日
-
みどり戦略対策に向けたIPM防除の実践 (40) 【防除学習帖】第279回2024年12月21日
-
農薬の正しい使い方(13)【今さら聞けない営農情報】第279回2024年12月21日
-
【2024年を振り返る】揺れた国の基 食と農を憂う(2)あってはならぬ 米騒動 JA松本ハイランド組合長 田中均氏2024年12月20日
-
【2025年本紙新年号】石破総理インタビュー 元日に掲載 「どうする? この国の進路」2024年12月20日
-
24年産米 11月相対取引価格 60kg2万3961円 前年同月比+57%2024年12月20日
-
鳥インフルエンザ 鹿児島県で今シーズン国内15例目2024年12月20日
-
【浜矩子が斬る! 日本経済】「稼ぐ力」の本当の意味 「もうける」は後の方2024年12月20日
-
(415)年齢差の認識【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2024年12月20日
-
11月の消費者物価指数 生鮮食品の高騰続く2024年12月20日
-
鳥インフル 英サフォーク州からの生きた家きん、家きん肉等 輸入を一時停止 農水省2024年12月20日
-
カレーパン販売個数でギネス世界記録に挑戦 協同組合ネット北海道2024年12月20日
-
【農協時論】農協の責務―組合員の声拾う事業運営をぜひ 元JA富里市常務理事 仲野隆三氏2024年12月20日
-
農林中金がバローホールディングスとポジティブ・インパクト・ファイナンスの契約締結2024年12月20日
-
「全農みんなの子ども料理教室」目黒区で開催 JA全農2024年12月20日
-
国際協同組合年目前 生協コラボInstagramキャンペーン開始 パルシステム神奈川2024年12月20日
-
「防災・災害に関する全国都道府県別意識調査2024」こくみん共済 coop〈全労済〉2024年12月20日
-
もったいないから生まれた「本鶏だし」発売から7か月で販売数2万8000パック突破 エスビー食品2024年12月20日
-
800m離れた場所の温度がわかる 中継機能搭載「ワイヤレス温度計」発売 シンワ測定2024年12月20日
-
「キユーピーパスタソース総選挙」1位は「あえるパスタソース たらこ」2024年12月20日