あなたの声を農水省に! 研究開発につながる問題を HPで募集中2016年2月18日
農水省は2月3日から、生産現場が抱える問題点をホームページ「現場ニーズに対応した研究開発の推進」で募集している。
農業をめぐる環境が変化する中、生産現場が持つ問題を速やかに解決するため、このホームページは現場ニーズを行政も情報共有し、総力を挙げて対応した研究を進める仕組みを構築するため開設した。
ホームページ内「技術課題ポスト」に、手紙を投函するように、生産現場が抱える技術開発が必要な課題を登録できる。農水省大臣官房政策課技術政策室は「直接技術開発として発展できる課題でなかったとしても、将来、他の部局で活用できることがあります」と話し、些細な問題についても応募が可能とのことだ。
ポストに登録されたニーズや問題は、国立研究開発法人、公設試験場、大学、民間など関係者で情報を共有する。ホームページの他、会議などで収集した問題を整理・分類し、傾向や今後研究が必要な課題について分析後、公表していく。担当者は「これまでも省内で情報の共有は行っていたが、寄せられた問題について投げ返しができていなかった。これからは問題点の分析・研究状況についても調査し、公表していきたい」と話す。
なおホームページには、例として平成27年度に行われた地域研究・普及連絡会議で寄せられた問題391件についての分析と、取りまとめの概要について掲載されている。
ホームページはこちらから。
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