トマト・イチゴなどにも「アグリメック」を シンジェンタ ジャパン2018年4月2日
シンジェンタ ジャパン(株)は、同社が販売する殺虫剤「アグリメック」が、3月30日付でトマト・キュウリ・カンキツ・イチゴにも適用拡大したと発表した。
「アグリメック」の有効成分アバメクチンは、日本で発見された土壌微生物を基に開発が進められた。世界60か国以上で登録され、日本では2013年6月の発売開始以来、茶・花き類・果菜類で使用され、従来の有効成分に抵抗性を持つ難防除害虫にも高い効果を発揮してきている。
今回の適用拡大で「トマト」のタバココナジラミ類(バイオタイプQを含む)、「キュウリ」のハダニ類、アザミウマ類、「イチゴ」親株育成期および育苗期のハダニ類といった有効な防除手段の少ない害虫に対して「新たな解決策を提供できる」と同社では考えている。
また、「カンキツ」でもアザミウマ類・ミカンサビダニ・チャノホコリダニを同時に防除が可能で、しかも高い耐雨性を有する定期防除の基幹剤として期待されている。
【アグリメック(有効成分アバメクチン)の特長】
▽接触毒・食毒により素早く作用し、神経伝達を阻害し害虫を防除。
▽優れた浸達性により、散布した有効成分が速やかに植物体内部に浸達。薬剤の届きにくい場所にいる隠れた害虫も逃さない。
▽ウイルス病を媒介するコナジラミ類をはじめ、トマト・キュウリなどの果菜類における主要病害虫の成虫・幼虫に対して高い効果を示し、ダニ類、アザミウマ類との同時防除が可能。
▽優れた特長(残効性、浸達性、耐雨性)でかんきつの主要害虫を同時防除する。
▽幅広い殺虫スペクトラム、残効性、浸達性、耐雨性でカンキツの主要害虫を同時防除する。
重要な記事
最新の記事
-
シンとんぼ(135)-改正食料・農業・農村基本法(21)-2025年3月29日
-
みどり戦略対策に向けたIPM防除の実践(52)【防除学習帖】第291回2025年3月29日
-
農薬の正しい使い方(25)【今さら聞けない営農情報】第291回2025年3月29日
-
【現地レポート】「共同利用施設」が支える地域農業とこの国の食料 JA秋田おばこ六郷CE(2)2025年3月28日
-
農協の組合員数1021万人 前年度比0.6%減 2023事業年度 農水省2025年3月28日
-
農業構造転換 別枠予算の確保を 自民党が決議2025年3月28日
-
(428)「春先は引越しの時期」?【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2025年3月28日
-
大関と共同開発「ニッポンエール レモンにごり酒300ml瓶詰」新発売 JA全農2025年3月28日
-
愛媛県の林野火災被災者に共済金など早期支払い JA共済連2025年3月28日
-
県内最大級のねぎイベント! 「大分ねぎまつり2025」を開催 JA全農おおいた2025年3月28日
-
「好きがみつかるスポーツテスト」特設サイトをリニューアル 体力測定結果なしに診断 JA共済連2025年3月28日
-
毎月29日は「いい肉の日」限定セール開催 約360商品が特別価格 JAタウン2025年3月28日
-
粘り強く贈答品にも 天候によって形状が変わる「相模原のやまといも」 JA相模原市2025年3月28日
-
土浦れんこんカレー 県産れんこんと豚肉がゴロッと JA水郷つくば2025年3月28日
-
夏も冷涼な気候生かし 完熟ミニトマトで100%ジュース JA新いわて2025年3月28日
-
【中酪25年度事業計画】生乳需給変動対策に参加、離農加速受託戸数9600台も2025年3月28日
-
太陽光発電設備・蓄電池設備を活用 JA帯広大正で再エネ導入2025年3月28日
-
JA三井リース Frontier Innovations1号投資事業有限責任組合へ出資2025年3月28日
-
ウェブコンテンツ「社会のニーズに対応したソリューション」を公開 日本農薬2025年3月28日
-
【組織改定・人事異動】デンカ(4月1日付)2025年3月28日