機能性表示食品が飲料でも伸び 清涼飲料市場2017年2月3日
(株)富士経済は国内の清涼飲料市場をこのほどまとめた。
2016年は年初から好天に恵まれ、夏には猛暑となり、需要が上向いた。前年比1.6%増の5兆1155億円と見込まれる。しかし原材料などのコスト高は厳しい状況で、飲料メーカーは投資に濃淡をつけ、注力商材を中心に展開を強化。収益確保しやすい体制にシフトした。
さらに今後は機能性表示食品や特定保健用食品など機能性に訴求した商品展開の強化があると同社は指摘。2017年も市場拡大するが、増加幅は縮小すると予測している。
◆ ◇
果実飲料は原料価格の高騰と飲料メーカーの注力度も低価し、市場縮小が続くと分析している。伸びているのは野菜系飲料でも機能性表示食品としてリニューアルされた商品。同社は機能性表示食品を注目市場のひとつとして上げている。
他の注目市場では無糖飲料、フレーバーウォーターが上がっている。無糖飲料は茶、コーヒー、ミネラルウォーター、炭酸飲料で構成され、特に健康志向の高い消費者の支持で市場が拡大している。
フレーバーウォーターはフレーバー展開が増え、2016年には2桁増が見込まれる。
重要な記事
最新の記事
-
【特殊報】モモほ場で「モモ果実赤点病」県内で初めて確認 愛知県2024年12月27日
-
【特殊報】ブドウにシタベニハゴロモ 県内の果樹園地で初めて確認 富山県2024年12月27日
-
【注意報】かぼちゃにアブラムシ類 八重山地域で多発 沖縄県2024年12月27日
-
米輸入めぐるウルグアイ・ラウンド(UR)交渉 過度な秘密主義に閣僚も「恥」 1993年外交文書公開2024年12月27日
-
1月の野菜生育状況 さといも以外の価格 平年を上回る見込み 農水省2024年12月27日
-
(416)「温故知新」【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2024年12月27日
-
東京23区の12月の消費者物価 生鮮食品の前年同月比は2桁増2024年12月27日
-
JA全農あきたがスマート農業研修会 農機・担い手合同は初2024年12月27日
-
【農協時論】石破新政権へ期待と懸念 地方創生自任し民主的な議論を 今尾和實・協同組合懇話会代表委員2024年12月27日
-
ブランドかんきつ「大将季」登場 銀座三越で「鹿児島の実り」開催 JA全農2024年12月27日
-
「鹿児島県産 和牛とお米のフェア」東京・大阪の飲食店舗で開催 JA全農2024年12月27日
-
【世界の食料・協同組合は今】化石補助金に対する問題意識(1)循環型社会 日本が先導を 農中総研・藤島義之氏2024年12月27日
-
【世界の食料・協同組合は今】化石補助金に対する問題意識(2)化石資源補助削減が急務に 農中総研・藤島義之氏2024年12月27日
-
【人事異動】日本農産工業(2025年4月1日付)2024年12月27日
-
TNFDを始める企業必見 農林中金・農中総研と共同セミナー開催 八千代エンジニヤリング2024年12月27日
-
「産直白書2024年版」刊行 記録的な猛暑で農業の難しさが顕著に 農業総研2024年12月27日
-
農林中金 医療メーカーのニプロとソーシャル・ローン契約 10団体とシンジケート団2024年12月27日
-
協同組合振興研究議員連盟に国会決議を要請 IYC全国実行委員会2024年12月27日
-
2025国際協同組合年全国実行委員会がSNSで情報発信2024年12月27日
-
インターナルカーボンプライシング導入 井関農機2024年12月27日