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「鉄鋼スラグは有望な農業資材となり得るか」公開シンポ 農研機構2015年10月15日

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 農研機構東北農業研究センターは、11月27日、「鉄鋼スラグは有望な農業資材となり得るかー農業分野での技術開発の可能性を探るー」の公開シンポジウムを開く。

 このシンポジウムは、鉄鋼スラグを活用して土壌pHを改良することで土壌病害の被害を軽減する新たに開発した技術の有用性や、作物の生育などに与える影響等について情報共有を図るとともに、農業分野での新たな技術開発の可能性等について広く意見交換を行うことを目的に開催される。

<開催概要>
◎日時:11月27日(金)10時~16時半
◎場所:東京農業大学 横井講堂
◎内容
1基調講演 「鉄鋼スラグを農業生産現場で活用するための研究開発と普及」 東京農業大学名誉教授 後藤逸男氏
2話題提供
1)土壌病害の被害軽減技術への利用 座長:農研機構東北農業研究センター 御子柴義郎氏
「東北地域における野菜類土壌病害の被害軽減技術への利用」 (地独)青森県産業技術センター農林総合研究所 岩間俊太氏
「転炉スラグ施用時の肥培管理と復田した場合の影響」 (地独)青森県産業技術センター農林総合研究所 谷川法聖氏
「栽培農家での利用の現状と課題」 JAとぴあ浜松 高倉克弥氏
2)土壌病害の被害軽減機構の解明とその利用 座長:農研機構東北農業研究センター 永坂厚氏
「被害軽減機構の解明の取り組み」 農研機構東北農業研究センター 門田育生氏
「土壌微生物の動態から見た転炉スラグの特性」 農研機構北海道農業研究センター 森本晶氏
「新たな防除技術開発に向けて」 農研機構東北農業研究センター 今崎伊織氏
3)新たな分野への利用 座長:農研機構東北農業研究センター 御子柴義郎氏
「作物のカドミウム吸収抑制への利用」 東京農業大学応用生物科学部 大島宏行氏
「藻場造成等海域利用に向けた取り組み」 新日鐵住金(株)先端技術研究所 加藤敏朗氏
「水田で発生するメタン制御利用に向けた取り組み」 千葉大学大学院園芸学研究科教授 犬伏和之氏
3.総合討論 座長:農研機構東北農業研究センター 門田育生
◎定員:200名(先着順)
◎参加費:無料
◎申込方法:参加申込書に記入のうえ、11月17日までに、FAX(019-643-3460)またはe-mail:sangaku@ml.affrc.go.jpで、東北農業研究センター 産学官連携支援センターへ送る。

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