直播同時殺虫・殺菌剤施薬機 田植機アタッチメント「土なかくん」業界初登場 クボタ2015年9月11日
クボタは鉄コーティング種子の直播栽培普及に取り組んでいるが、このたび薬剤メーカーと共同で開発した、業界初の直播同時殺虫・殺菌剤施薬機「土なかくん」を発売する。
担い手の規模拡大が進む中、人手不足の解消と育苗のコストダウン・省力化の課題が顕在化している。クボタでは、鉄コーティング種子の直播と同時に殺虫・殺菌剤を施薬できる田植機のアタッチメント「土なかくん」を開発、更なる省力化に貢献するものと、期待されている。
「土なかくん」の発売型式
・SY6-TC(直播専用機WP60D-TC専用アタッチメント)
【主な特長】
(1)業界初、直播同時殺虫殺菌剤施薬
・鉄コーティング直播・施肥・除草剤散布・溝切が同時にできるクボタ直播専用機WP60D-TCに「土なかくん」を装備することで、直播同時殺虫殺菌剤施薬が可能になる。
・播種同時施薬が可能なので、煩わしい手間、人手、作業時間が軽減できる。また、手散布で発生する過剰散布や散布ムラがなく、薬剤を節約できる。
(2)鉄モミ直下の土中施薬
・鉄コーティング種子直下の土中施薬なので、薬剤の効果が安定する。また、他の栽培物へのこぼれや飛散もなく安心して作業が出来る。
(3)大容量ホッパ
・ホッパ容量は11kgあり、1ha分(施薬量10kg=1kg/10a)の薬剤を無補給で作業できる。
SY6-TCの価格は16万2000円(税込)。平成27年10月から全国発売される。
重要な記事
最新の記事
-
(408)技術と文化・伝統の引継ぎ【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2024年11月3日
-
令和6年秋の叙勲 加倉井豊邦元全厚連会長ら77人が受章(農水省関係)2024年11月3日
-
シンとんぼ(116) -改正食料・農業・農村基本法(2)-2024年11月2日
-
みどり戦略対策に向けたIPM防除の実践 (33) 【防除学習帖】第272回2024年11月2日
-
農薬の正しい使い方(6)【今さら聞けない営農情報】第272回2024年11月2日
-
【25年産米】適正生産量683万tに懸念の声も(2)高米価でもリタイア?2024年11月1日
-
【25年産米】適正生産量683万tに懸念の声も(3)ギリギリ需給でいいか?2024年11月1日
-
【特殊報】「サツマイモ炭腐病」県内のサツマイモに初めて確認 鳥取県2024年11月1日
-
食と農の情報 若年層にはSNSや動画発信が有効 内閣府の世論調査で明らかに2024年11月1日
-
【注意報】野菜、花き類にチョウ目害虫 県内全域で多発のおそれ 佐賀県2024年11月1日
-
だし・かつお節需要が高まる年末年始に向けて「徳用シリーズ」売れ筋2品を10%増量 マルトモ2024年11月1日
-
JA貯金 残高108兆2954億円 農林中金2024年11月1日
-
【田代洋一・協同の現場を歩く】 福島・JA会津よつば 産地強化で活路探る 中山間地域で〝生きる〟2024年11月1日
-
鳥インフル 米サウスカロライナ州からの生きた家きん、家きん肉等 輸入停止措置を解除 農水省2024年11月1日
-
鳥インフル オランダからの生きた家きん等 一時輸入停止措置を解除 農水省2024年11月1日
-
鳥インフルエンザ 「危機感共有して発生予防を」小里農相2024年11月1日
-
兵庫県ご当地カレー&「午後の紅茶」キャンペーン実施 JAタウン2024年11月1日
-
「JA共済安全運転アプリ」提供開始 スマホではじめる安全運転2024年11月1日
-
子どもたちが丹精込めて作った「優結米」熊本「みのる食堂」で提供 JA全農2024年11月1日
-
たまごのゴールデンウィーク「幻の卵屋さん」各所で出店 日本たまごかけごはん研究所2024年11月1日