機能性表示食品「カゴメトマトジュース」新発売 カゴメ(株)の減塩への熱意2016年1月27日
カゴメ(株)は東京都内で1月26日、「新商品説明会」を開き、2月2日から発売される機能性表示食品「カゴメトマトジュース」などや料理研究家の浜内千波さんの「トマトケチャップ・トマトソースを活用した減塩レシピ」を紹介した。
コレステロールには、全身にコレステロールを運ぶLDL(悪玉)コレステロールと、余分なコレステロールを回収するHDL(善玉)コレステロールがある。
2月2日から発売する機能性表示食品「カゴメトマトジュース」は「血中コレステロールが気になる人」向け。トマトのリコピンが、血中HDL(善玉)コレステロールを増やす働きがある。8週間飲み続けることで効果を発揮するという。
720ml、265g、200mlの規格で販売。720mlの商品については中身はそのまま。265gは今までと容量を変え高リコピントマトを使用し、200mlは食塩無添加にすることで、機能性表示食品と表示できるリコピン量を保持する。
7500種のトマトの種子を持ち、遺伝子組み換えを行わない独自の品種改良を行う同社が、高リコピントマトを開発したからできたジュース。
◆今!減塩の大切さ カゴメの取組み
同社マーケティング本部広告宣伝部伊藤一章部長はカゴメの中期ビジョンとして10年後のカゴメ像を「健康寿命の延伸」をテーマにしていくと語った。このテーマに対し、添加物などに頼らず、トマトと野菜で貢献するため、「トマトで塩分コントロール」をキーワードに展開していく。
その一つとして、料理研究家の浜内千波さんによる減塩レシピ「トマトパッツァ」が紹介された。塩分・糖分・薬味や下処理の3つがダウンし、野菜の摂取・料理スキルアップ・家族などとのコミュニケーションアップの3つがアップできる「3ダウン・3アップ」料理として紹介。
カゴメの商品を使い、同レシピの実演を行った浜内さんは、減塩に取組む世界の事例を紹介し「日本はまだまだ自分でジャッジしていかないといけない」とし、「トマトはうまみがあります。うまみが塩分を減らすんです」と話した。
(写真)レシピ実演を行う浜内さん、機能性表示食品「カゴメトマトジュース」、減塩レシピ「トマトパッツァ」
(関連記事)
・野菜の新しい生の美味しさ 生鮮飲料「GREENS」が飲めるジュースバー カゴメ (15.09.04)
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