アップジョンとの合併に向け 農業関連事業で新会社を設立 |
日本モンサント(株)(東京都港区)は8月1日、農業関連事業を主体とする新会社を設立した。新会社(資本金9500万円)の名称は、現日本モンサントと同じ「日本モンサント(株)」で、代表取締役社長には山本徹也アグロサイエンス事業部長が就任した。 今回の新会社設立は、2001年初頭に予定されている現日本モンサント(株)とファルマシア・アップジョン(株)(本社:東京都新宿区)の合併と、本年秋に予定されている米国モンサント社の株式新規公開(IPO)に伴い、現日本モンサント(株)の農業関連事業と医薬事業の分離を目的としたもの。 新会社日本モンサントは、米モンサントの100%子会社として農業用薬品・原体の製造輸入販売及び種子販売を行う。登記上の本社は東京都新宿区だが、事業拠点はこれまでと同様に東京都港区三田にある。従業員数は60名で、売上高は104億5000万円(1999年)。 一方、医薬事業を主体とする現日本モンサントの代表取締役社長には、日本モンサント代表取締役社長の木村廣道氏辞任(7月19日付)に伴い、ファルマシア・アップジョン社長兼ファルマシア社日本統括責任者のローレンス J・ペイン氏が就任した。 また、ファルマシア社(本社:米国ニュージャージー州、フレッド・ハッサン最高経営責任者)は、ファルマシア&アップジョン社とモンサント社の合併によって2000年4月3日に設立されたトップクラスの製薬企業。 |