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創造性・独創性を一層発揮
新中期事業計画 KC2002
−片倉チッカリン−

 

 片倉チッカリン(株)(鶴岡忠成社長=東京都千代田区大手町1−2−3)では、平成12年4月〜平成15年3月までの3カ年を期間とし、創造性及び独自性をベースにした『新中期事業計画 KC2002』の必達に向けて鋭意、邁進している。

 農業・肥料業界は現在、農政改革及び環境保全型農業の推進、業界再編など大きな転換期にある。この中で、特に環境問題は企業の評価・競争力、さらには生存そのものに多大な影響を与えるものであるが、反面、事業拡大にも結びつくビッグチャンスでもある。
 このような背景の中、同社では”原点回帰”をモットーに、本業の強さ・特長を最大限に生かし、環境と研究開発を経営の重要テーマに据え、有機を中心に幅広いニーズに対応した技術製品の開発・供給、さらに未利用資源の活用および提案型営業展開の強力な推進など、徹底した差別化戦略を推進し、企業体質の強化を図って、21世紀を強く生き抜く基盤の構築を目指した。

 『新中期事業計画 KC2002』。”K”は「Katakuraの”K”」であり、”環境、革新、研究開発、価値創造”をも表し、”C”は「Chikkarinの”C”またCreativeの”C”」で”創造性、独自性”を表現している。
 同社では、21世紀は環境と共生し、創造性、製品開発力で独自性を一層発揮し、自らを改革しつつ、価値創造を続ける企業、「片倉チッカリン」を目指している。

 重点方針は8項目より構成されているが、コア事業である肥料部門の強化では製販一貫体制の充実・強化、技術普及と連動した地域密着型・提案型営業展開の徹底、また農協合併・系統組織再編への的確な対応、さらに環境関連事業の強化・拡大を挙げている。                     

計数目標 (単位:百万円)
  中期計画最終年度
(連結)(第88期)
第85期(連結)実績 増減率
売上高 31,000 26,922 15.1%
売上総利益 6,300 5,872 7.3%
経常利益 1,400 1,174 19.3%
当期利益 720 593 21.4%
ROE(個別) 6.1% 5.7%
ROA(個別) 2.9% 2.5%
  本計画期間(連結) 前計画期間(連結) 増減
投資計画 2,150 1,960 190
  第88期末計画(連結) 第85期末(連結) 増減
人員計画 565名 568名 △3名

 



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