日本農薬(株)(大内脩吉社長=東京都中央区日本橋1ー2ー5)は10月24日、平成12年9月期業績予想の修正を公表した。
それによると、当期は後半の需要が予期した程には伸びず、売上高は当初予想を若干下回った。また、経常利益は経費節減の効果により、当初予想を上回る見通しとなった。これにより、当期純利益も当初予想を若干上回る見通しとなった。
同社では、引き続き構造改革に取り組み、コストダウン、生産性の向上をはかり、ローコスト経営を実現し、事業基盤の強化に努めていく方針だ。さらに、中長期的には世界に通用する新製品の早期創出と上市を促進し、自社独自品目の拡販に努め、収益の安定的確保を図っていく。この中で、有機中間体事業の拡充も期待されている。
なお、平成12年9月期の本決算は、来る11月21日に公表される予定。
平成12年9月期業績予想数値の修正 (平成11年10月1日〜平成12年9月30日)
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単位 |
売上高 |
経常利益 |
当期純利益 |
平成12年5月予想(A) |
百万円 |
35,100 |
150 |
0 |
今回修正 (B) |
百万円 |
33,500 |
360 |
50 |
増減額 (B−A) |
百万円 |
△1,600 |
210 |
50 |
増減率 |
% |
△4.6 |
140.0 |
− |
前平成11年度実績 |
百万円 |
38,205 |
567 |
174 |
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