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健康へのパスポート『果物の真実』発刊なる
第一線の研究者が果物の本質を解き明かす!
−化学工業日報社−

 ミカン、リンゴ、ブドウ、モモ、カキ、ナシ…などは、日本人の日常の食生活に欠かせない果物となっている。最近は特に、この果物が様々な病気の予防や症状改善などに有益な効果を示すことが明らかになり、機能性食品としてその評価が高まっている。しかし、日本人の果物消費量は欧米や韓国等と比べて、非常に少ないのが実情だ。

 『果物の真実〜健康へのパスポート〜』(間苧谷 徹(まおたに・とおる)編著)は、第一線で活躍する果樹研究者(農林水産省果樹試験場)が、果物に含まれる成分の健康への効用を最新のデータに基づいて科学的に解説した一書。
 「果物を食べると太る」、「高血圧になる」といった謂れのない誤解を解くとともに、具体的にどの果物のどの成分が、ガンや高血圧、心臓病などにどう作用するのかを、わかりやすく解き明かしている。そして、「健康を維持して病気を予防するために、果物を毎日200グラム食べて欲しい」、を主張の一つとしている。

 また、「種なしの果物はどうして作るの」、「美味しいウメジュースの作り方」、「カキの渋を抜くには」など、知っていると得をする果物の栽培や利用方法などに関する知識を教えてくれる。
 さらに、果物にまつわる「モモと孫悟空」、「ニュートンのリンゴ」などの逸話も盛り込まれていて、興味深く読み進むうちに、果物と健康の関係を科学的に知り、果樹の総体をも理解することができる一冊。

 発行は、(株)化学工業日報社、電話03−3663−7932 FAX03−3663−7275、A5版、320頁、定価2,000円(税、送料別)



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