長期持続型本田いもち剤 まん延防止効果のアチーブ −日本農薬・BASF− |
日本農薬(株)とBASFアグロ(株)は1月25日、東京都中央区日本橋の日本農薬(株)本社において、待望視されていた新規の長期持続型本田いもち病防除剤『アチーブ粉剤DL』及び『アチーブ粒剤9』の二剤について、両社首脳出席のもと上市記者会見を行う。 アチーブは、日本農薬(株)とBASF社が共同開発した新規化合物フェノキサニルを有効成分とする長期持続型の本田いもち病防除剤で、いもち病菌のメラニン生合成を阻害することにより付着器からイネ体への侵入を阻止する感染防止効果、既に侵入したいもち病菌に対して胞子の飛散を阻害することにより、その後のまん延を防ぐシャットダウン効果を兼ね備えている。 取扱いは日本農薬(株)、BASFアグロ(株)の二社であり、価格設定と混合剤の展開に注目したい。詳細は、記者会見後に掲載予定。 |