トップページにもどる 農業協同組合新聞 社団法人農協協会 農協・関連企業名鑑


農薬と環境と安全性シンポジウム
農薬とは何か(第27回市民講座・三重県)開催

−日本農薬学会−

 日本農薬学会は平成13年2月16日(金)、三重県総合文化センターにおいて『農薬と環境と安全性シンポジウム−農薬とは何か(第27回市民講座)−』を開催する。共催は(社)三重県植物防疫協会、(社)緑の安全推進協会、また三重県が後援する。

 農薬は農業生産の安定や生産コストの低減を図るために必要な資材であり、農薬登録の際に各種試験を経たうえで安全使用基準が定められており、適正に使用すれば薬害や残留などの問題はないといわれている。
 しかしながら、生活者の中には農産物への残留や、環境への影響に関し不安をいだいている方が見受けられる。本シンポジウムは、農薬の役割や安全性について、専門家と生活者が一同に会し意見交換を行い、理解を深めていくことを目指し実施される一連のもの。入場無料、定員300名まで。

 当日は、開会に当たりシンポジウム組織委員長の久能均三重大学生物資源学部長、(社)三重県植物防疫協会の西場信行会長の両氏が挨拶。
 話題提供は、『消費者からみた農薬』を三重県民生活協同組合理事・三重県生活協同組合連合会「食の安全委員会」委員長の有我恵氏が、また『農薬とは何か(農薬の役割、安全使用など)』を元神戸大学農学部教授・元関西大学工学部教授の松中昭一氏が、さらに『食品中の残留農薬(食品の安全性)』を大阪府立公衆衛生研究所食品化学課長の堀伸二郎氏が、それぞれ行う。

 一方、パネル・ディスカッションでは、日本農薬学会・静岡県立大学講師の武居三郎氏が座長となり松中、堀、有我の各氏の他、中谷秀央氏((有)土夢パワーファーム)、内山幸衛氏(三重県病害虫防除所長)が出席する。

 なお、本シンポジウムについての問い合わせは、
(社)三重県植物防疫協会 電話05984−2−4349
(社)緑の安全推進協会 電話03−3231−4393まで。




農協・関連企業名鑑 社団法人農協協会 農業協同組合新聞 トップページにもどる

農業協同組合新聞(社団法人農協協会)
webmaster@jacom.or.jp