武田薬品工業(株)アグロカンパニ−(生津嘉朗プレジデント=東京都中央区)は、4月1日付で次の通り機構変更を実施する。特に、国内営業は組織の効率化及びスリム化をはかるため、現在の6営業所14チーム体制から、4営業所13チーム体制に改編される。
まず、事業総括室から。生産企画グループを廃止し、その業務を新設の農薬製造部に移管する。また、受注センターを廃止し、その業務を農薬営業部に新設の受注センターに移管する。
次に、生産技術室及びアグロ光製造部の業務を統合・再編し、農薬製造部(生産企画室、品質管理グループ、原体技術グループ、製剤技術グループ、原体生産グループ及びアニマルヘルスグループによる編成)を新設する。
さらに、農薬営業部について。業務グループを業務企画グループに改称する他、受注センターを新設する。加えて、東北営業所及び東京営業所の業務を統合して、東京営業所を新設する。また、名古屋営業所及び大阪営業所の業務を統合して、大阪営業所を新設する。
これまで、農薬の原体生産及び製剤生産を管轄する部門が、事業総括室生産企画グループ、生産技術室及びアグロ光製造部の3部門に分散し、機能が一部重複していた。これを一部門に取り纏め、組織のスリム化を図り、原価管理体制、生産技術及び製品品質管理体制の強化を図っていくのが主な狙い。
また、国内営業活動の効率化及び組織のスリム化を図るべく、現在の6営業所14チーム体制から、4営業所13チーム体制に改編される。
さらに、流通施策など営業企画機能の更なる強化を図ったことを機に、業務グループの名称を改めた。
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