4月18日は、21世紀最初の「発明の日」。それを記念して4月21、22日の両日、池袋のサンシャインシティ・アルパ地下一階噴水広場において、「発明の日フェア」=発明が変える食卓の未来=が特許庁の主催で開催された。
この催しは、人間にとって最も身近な「食」をテーマに、現代の食卓を支えている様々な発明の一端を、子供たちや消費生活者に紹介しようとするもので、トーク・バラエティ(おしえて、食の大発明)、実験ライブ(やってみようサイエンスドリーム)、ワークショップ(食品の科学)の各コーナーで楽しいイベントを展開した。
トーク・バラエティコーナーでは、「お母さんと環境の味方 無洗米」をテーマに、NHKの池上 彰アナウンサーの司会で(株)東洋精米機製作所の雑賀慶二社長がトークショウに出演し、お米に関するクイズを中心として、子供たちに無洗米の良さと、無洗米が環境を守っている状況を解りやすく説明した。
BG無洗米は、お米のおいしくない成分を全て取り除いてあることや、お米のとぎ汁を出さないことで、河川・湖沼・海の水質保全に貢献していることを、クイズを交えて解説した。
会場で、BG無洗米を試食した4人の子供たち全員が「おいしい」と答えたのが印象的だった。また、雑賀社長は、発明をするときの仕方を訊かれ、「集中思考ではなく拡散思考が大切」、と述べ、思わぬ時のヒントが発明に繋がるとかたった。誰にとっても身近な「食」をテーマにした「発明の日」記念イベントだけに、会場は終日、家族・親子の笑顔がみられた。
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