静岡県緑の安全推進協会（杉山日出男会長、57会員）は６月29日、静岡市紺屋町のブケ東海静岡において「平成13年度総会」及び恒例の「講演会（市民公開方式）」を開催する。
　今回の講演会では、近年国際的にとみに関心が高まってきている「生物の多様性」をキーワードに、ゴルフ場におけるこれまでの環境保全に対する努力と生態系との関連を考えていく。同協会では、ゴルフ場関係者はもちろんのこと、広く市民の講演会参加を呼びかけている。
　平成13年度の総会議案は、平成12年度事業報告並びに収支決算報告、平成13年度事業計画並びに収支予算案、その他、となっている。
　講演会では、特別発表として「静岡県の土・水環境と生物多様性管理に果たすゴルフ場の役割」（仮題）で静岡県農業試験場土壌肥料部の高橋和彦主任研究員が、また記念講演として「植物の他感作用と共栄植物−ゴルフ場における芝草相互間と他の植物との巧妙な会話−」で宇都宮大学野生植物科学センターの竹内安智教授が、それぞれ講演する。
　【静岡県緑の安全推進協会の総会及び講演会】
　日時：平成13年６月29日（金）
　時間：13時〜19時（交流会含む）
　場所：ブケ東海静岡（静岡市紺屋町９−９・静岡駅北口前）　電話（054）252−0191
　〈問い合わせ先〉静岡県緑の安全推進協会事務局　電話（054）263−2070