◆NTWPに特許付与
6月7日、特許庁から,NTWP(ネオ ティスティホワイト プロセス)製造方法とその装置の基本的な発明を、特許として認めるとの「特許査定」の通知があった。7月中旬に特許登録となる見込みだ。
この特許発明は、平成12年3月24日に出願していたもので、1年3カ月で決定した。
◆TWR委託生産開始
話題の無洗米製造装置NTWPは、発売以来評価が高く、6月25日現在で契約は23カ所、その内10カ所がすでに稼働している。サタケでは、今年中に各県1カ所以上の設置を目指しており、TWRは爆発的に普及していくものと思われる。
また、サタケではこの程、TWRを委託生産することになった。これは、サタケが恒久的にTWRを販売生産することを目的としたものではなく、サンプル出荷したり、TWRを消費者に提供して反応を見たいと考えている米穀業者のために受けるもので、その業者は、NTWP導入の見込み客でもある。
サタケでは、すでにマジックライス生産工場の一画にNTWPを設置しており、工場の視察も歓迎している。
◆九州初のNTWP竣工
NTWPの人気は高く、ブレイク寸前となっているが、(株)藤食糧(福岡県田川郡金田町神崎1098−132)に納入したNTWP5トンタイプが竣工し、24日竣工式が行われた。
すでに沖縄には1号機が導入されているが、九州地区では初の導入となった。
◆RMA大会で故覚代表に表彰状
6月26日から29日までの日程で、米国フロリダ州ボカラトンで開催される第102回RMA(米国精米業者協会)大会において、29日、故佐竹覚代表の永年の貢献を高く評価し、表彰状が授与されることになった。
この表彰は、毎年行われるものではなく、RMA理事会が特別に覚代表を讃えるために創設したもので、当日、大会に出席する佐竹利子代表が受け取る。
RMA大会は、当初、全米の精米業者がメンバーとなって組織されたものだが、現在では海外の精米関係者も多数参加し、500名を超える国際色豊かな大会となっている。
各企業のトップが参加する大会の持つ意味は大きく、世界の米穀関係者から注目されている。
サタケは早くからメンバーとなっており、毎年、代表と海外事業部・サタケUSAの幹部が参加して、大会恒例の行事となっている「サタケレセプション」を開いたり、講演を行う等、サタケの技術や商品を紹介している。また大会で得た情報は、日本のユーザーにも提供している。
|
|
佐竹 利子 代表
|