| |||
アグリビジネス業界ニュース |
農薬事業関連で株式51%を取得 菱商の新社名は「ディー・エー・エス菱商(株)」 ― ダウ・ケミカル日本 ― |
ダウ・ケミカル日本(株)(本多助重社長、本社:東京都品川区)は7月2日、アグリード(株)の残り株式20%を三洋貿易(株)より取得したと発表した。これにより、2001年6月29日をもって、アグリード(株)はダウ・ケミカル日本(株)の100%子会社となった。
この株式追加取得後、アグリード(株)、アルファス(株)、ディー・エー・エス菱商(株)(仮称)、及びダウ・ケミカル日本(株)農薬事業部門の総売上高は、年間約210億円に達する模様。 【参考】 [ダウ・アグロサイエンス] ダウ・アグロサイエンスは、ダウ・ケミカル日本(株)の農薬事業部門として、日本で積極的に事業展開を図っている。 [アグリード(株)] 本社:東京都港区、社長:冨樫明裕、2000年度売上高:約60億円、事業活動:農業用薬品などの販売、従業員:52人 [アルファス(株)] 本社:東京都千代田区、社長:浅野長義、事業活動:非農耕地用農薬及び肥料などの販売、従業員:9人、設立:2000年8月 [菱商農材(株)] 本社:東京都台東区、社長:内田敬一郎、2000年度売上高:約75億円、事業活動:農薬及び農業用資材などの販売、従業員:80名、設立:1970年1月。2001年9月に7万株の増資を行い、この内、三菱商事(株)が1万5,000株を、ダウ・ケミカル日本(株)が5万5,000株を引き受ける予定。この増資により、現在の資本金が1億8,000万円から3億2,000万円に増加する。 2001年9月以降の株主構成予定:三菱商事(株)34%、大日本インキ化学工業(株)11%、三菱化学(株)4%、ダウ・ケミカル日本(株)51% |