日本農薬（株）（大内脩吉社長、本社：東京都中央区日本橋１−２−５）は７月18日、８月１日付けの抜本的な機構改革を発表した。営業本部営業統括部を営業企画推進部に改称するなど、末端ユーザーに接近した、より実践的な機能の発揮に期待したい。
機構改革では、先ず開発本部登録薬事部に総合研究所分室を新設した。
また、営業本部営業統括部を営業企画推進部に改称している。今回の機構改革の中軸にあるものと見られ、どのように末端ユーザーに接近し、より実践的な機能を発揮していくかが注目される。新部長の「廣瀬薫氏の手腕が、（営業企画推進部で）どこまで発揮できるか」に、業界の声が集まっている。
さらに、営業本部の仙台支店、東京支店、大阪支店及び福岡支店の第一普及販売課及び第二普及販売課を、それぞれ普及販売１グループ及び普及販売２グループに改称した。加えて、営業本部札幌支店の普及販売課を廃止し、普及販売１グループ及び普及販売２グループを新設したほか、営業本部名古屋支店の第一普及販売課及び第二普及販売課を廃止し、普及販売グループを新設した。ここらあたり、極めて時流に乗った機構改革か。
その他では、生産本部資材・物流部福島物流センターを廃止し、当該業務を（株）ニチノーサービスに移管したほか、海外事業部営業１グループ、営業２グループ及び業務課を廃止し、営業グループを新設している。
