(財)報農会(中村廣明理事長)は9月28日、東京都北区王子の「北とぴあ」天覧の間において、『報農会第16回功労賞』の表彰式を行う。長年に亘り、植物防疫事業の発展に貢献した方々を顕彰するもので、今回は木暮幹夫氏ほか2名が受賞する。
〈第16回功労賞受賞者3名の横顔〉(氏名、生年月日、職歴、業績の順)
▽木暮幹夫(こぐれ みきお) 昭和3年2月28日 群馬県農業試験場、群馬県農政部、病害虫防除所 水稲、果樹、野菜類の病害虫防除に関する研究及び技術指導/県植物防疫事業の推進及び普及指導
▽山下 功(やました いさお) 昭和4年5月7日 日本農薬(株)、(株)トーメン 新農薬の開発及び天敵農薬の導入促進と普及活動/農薬業界の発展に貢献。
▽山下幸彦(やました さちひこ) 昭和3年5月1日 鹿児島県農業試験場、大分県農業試験場、鹿児島県農政部、三井化学(株) 水稲、畑作物病害虫の生態と防除に関する研究及び技術指導/県植物防疫事業の推進及び普及指導。
なお、表彰式は、同じ「北とぴあ」のつつじホールで開催されている『植物保護ハイビジョン―2001』(第16回報農会シンポジウム)に引き続き行われる。