日本農薬(株)(大内脩吉社長)は9月10日、将来の退職給付の「支払の確実性」を向上させるため、保有株式の一部を拠出し、次の内容で退職給付信託を設定したことを明らかにした。 信託設定日は平成13年9月10日で、設定額は6億2000万円。本件設定に伴い発生する信託設定益の3億3000万円は、今期に特別利益として計上される。さらに、平成13年9月期の業績予想には折り込み済み。 なお、今期(平成12年10月1日〜平成13年9月30日)の通期決算は11月下旬の発表となり、決算総会は12月20日頃が予定されている。