日本農薬(株)(大内脩吉社長、本社:東京都)は10月1日、日本農薬(株)が見出した特定の有望な農薬分野に関して、バイエル社(本社:ドイツ・レバクーゼン)と共同で世界的規模の研究開発・製品化を目指すことで合意し、このたび共同研究開発契約を締結したと発表した。 「有望な農薬分野」については、「特許及び独占禁止法等が絡むと見られ」(業界事情通)両社とも明らかにしていないが、「殺虫剤における世界的規模での共同研究開発」(同)、との見方もある。 なお、共同研究開発を開始するにあたって、契約金の一部の支払がバイエル社から日本農薬(株)に対して行われているが、既に平成13年9月期の業績予想には織り込まれている。