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アグリビジネス業界ニュース

「故・佐竹覚を偲ぶ集い」に500余名参席
あれから1年・さらなる飛躍を目指し
― サタケ ―

椰子や胡蝶蘭に囲まれて
椰子や胡蝶蘭に囲まれて

 株式会社サタケ(佐竹利子代表、広島本社=東広島市西条西本町2−30)では、11月2日、リーガロイヤルホテル広島・ロイヤルルームにおいて前代表「故・佐竹覚を偲ぶ集い」を開催した。
 故・佐竹覚代表は、昨年11月13日、過密なスケジュールをこなしての訪中帰朝後、体調を崩し75歳をもって急逝した。
 企業の優れたトップとして経営の構造改善に努め、また卓越した研究者として技術開発に携わり、世界に飛躍するサタケの基礎を創った。
 故・覚代表は業界・団体の指導者として要職を歴任し、次世代の研究者・人材の育成に尽力する等、社会的にも大きな貢献を果たしてきた。惜しまれる逝去から1年の歳月が過ぎ、サタケでは知己知友をはじめ、業界関係者等500余名を招き、「故・佐竹覚を偲ぶ集い」を開催したものだ。
 会場正面には、微笑みをたたえた覚代表の遺影が掲げられ、前社長、故・佐竹利彦氏の愛した椰子や胡蝶蘭が飾られ、荘厳で清々しい雰囲気が会場に溢れている。故代表が好きだったというオーボエの曲が献奏される中、全員が故人を偲び黙祷を捧げた。
遺影の前で謝辞を述べる利子代表
遺影の前で謝辞を述べる利子代表
 その後4枚の大型スクリーンで、覚代表生前の足跡と業績を振り返ったが、青春グラフティの一面もあり、感慨深いものがあった。広島大学前学長、原田康夫氏による思い出の言葉に続き、小泉総理大臣が寄せた電報文や、故人と親交のあった俳優の森繁久彌氏からのメッセージが披露された。
 弦楽四重奏とコントラバス、オーボエの生演奏を聞きながらの会食の後、「それから1年 飛躍するサタケ」と題した映像を放映し、この1年、悲しみを乗り越え再び元気になったサタケ、21世紀に大きく力強く躍進するサタケ、を参席者に紹介した。
 最後に佐竹利子代表が、万感の思いを込めた謝辞を述べ、「故・佐竹覚を偲ぶ集い」を締めくくった。




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