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アグリビジネス業界ニュース |
雑賀慶二社長が無洗米の開発で 「農林水産大臣賞」を受賞 ―東洋精米機製作所― |
11月28日、千代田区霞ヶ関の法曹会館において、平成13年度(第2回)「民間部門農林水産研究開発功績者表彰式」が開催された。この表彰は、農林水産省・(社)農林水産技術情報協会の主催で行われるもので、今回で2度目の表彰となる。
受賞者を代表し、雑賀社長が「本日の栄誉は多くの関係各位のご支援の賜物であり、この場を借りて御礼申し上げます。本日の賞を励みにし、ますます社会に貢献し、それも通常の貢献ではなく、いわゆる高度の貢献をするべく、一層の技術開発に専念致します」と謝辞を述べ閉会した。 雑賀社長は、海や川を汚す生活廃水の中でも、米のとぎ汁の汚染度の大きさに着目し無洗米の開発を決意、長年の研究を経て昭和53年に世界で初めての水洗式無洗米を開発した。さらに平成3年には全くとぎ汁を出さないBG無洗米を開発し、現在BG無洗米は無洗米市場の9割という圧倒的なシェアを占めている。 雑賀社長は、過日の「食品産業功労賞」「安藤百福記念大賞」に続き本年3度目の受賞となった。 |