デュポン(株)(山本雅俊社長)は1月29日、瀬戸昭彦デュポン(株)取締役兼デュポンiテクノロジーアジア太平洋地域担当リージョナル ディレクターが、2月1日付けで米国デュポン社COO(最高業務執行責任者)付き上級アシスタントに就任すると発表した。
当人事は、グローバル戦略の中で重要さを増すアジア太平洋地域の事業戦略推進のために、同地域での事業経験者を米国本社に派遣するものであり、この人事異動によりデュポン(株)(デュポンジャパン)から初めて日本人が米国本社駐在の要職につくことになる。
瀬戸昭彦氏の新職務は、米国本社のリチャード・グッドマンソン首席副社長兼COOに直属し、企画や事業部(SBU)との調整を担当するほか、デビット・ビルズ経営企画副社長の下でアジア太平洋地域を中心とする経営戦略の立案やM&A(企業の合併・買収)戦略なども手掛ける。
同氏は1951年10月19日、富山県生まれの50歳。1978年1月、カリフォルニア州立大学経営学修士課程(MBA)卒業後、同年4月にデュポン ファーイースト インク(現デュポン(株))に入社。以降、合弁事業や電子材料事業部門の要職を経て、1999年5月から現職に就任している。
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