武田薬品工業(株)アグロカンパニー(生津嘉朗プレジデント)は4月1日、次の通り機構変更を行う。
まず、事業総括室ロンドン事務所を廃止する。同事務所は1996年12月、欧州での自社創製新製品の開発支援を目的に設置されたが、この3月で関連業務がほぼ完了したことによるもの。
また、農薬営業部マーケティング室、業務企画グループを再編成し、営業企画室、技術サポートグループを新たに設ける。これは営業戦略の企画・立案機能を新設の営業企画室に一元化することで、より一層の強化を図っていくもの。加えて、品目普及推進業務、拡張宣伝推進業務、製商品クレーム対応業務等を担う部署として、技術サポートグループを新設する。
さらに、農薬営業部東京営業所、大阪営業所を再編成し、東北営業グループ、東京営業グループ、名古屋営業グループ、大阪営業グループを新設するとともに、札幌営業所を札幌営業グループに、福岡営業所を福岡営業グループにそれぞれ改称する。営業組織のスリム化と指揮・命令系統の強化及び意思決定の迅速化を図るため、現在の4営業所13チーム体制から、6営業グループ体制に改編する。
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