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アグリビジネス業界ニュース
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数量ではかなり、金額ではやや減少 |
農薬工業会(山本佳彦会長)は5月15日、『平成14年3月度農薬出荷概況(第2四半期実績)』を公表した。それによると、出荷は数量14万7000トン(前年比1万トン減、93.8%)、金額2043億円(同102億円減、95.2%)と数量はかなり、金額ではやや減少した。 これを、平成10年からの推移で見ると、数量は年々減少し、金額は前年までは横這いで推移してきたが、本年は減少した(表2)。数量の減少は、1キロ剤、ジャンボ剤等による軽量化、及び箱処理用混合剤の普及などが大きく影響している。 今期の特徴としては、箱処理剤は殺虫剤、殺菌剤が減少し、混合剤はほぼ昨年並みであった。全体では、やや減少した。また、水稲除草剤では初期剤、中期剤が大きく減少し、一発処理剤は昨年並みであった。一発除草剤の剤型別では、フロアブル剤、ジャンボ剤が増加し、1キロ剤が減少している。 |