| |||
アグリビジネス業界ニュース
|
農薬の安全使用は“基本の技”で |
「ランネート普及会」では、A2サイズ16,000枚、A1サイズ1,400枚、計17,400枚のポスターを作成し、官公庁や全国の農業関係団体、及びJA、小売店などの流通機関に配布し、農薬の事故防止と安全使用を呼びかけていく。 今年のキャンペーンポスターには、Jリーグ横浜マリノスの中村俊輔選手を起用し、“中村俊輔 基本の技”というキャンペーン・スローガンで、農薬の安全使用を呼びかける。「ランネート普及会」が、『農薬危害防止運動』に協賛するのは恒例のものとなっており、その地道な活動を高く評価したい。 また、この『農薬危害防止運動』の前身は、1953年(昭和28年)の『有機リン剤の危害防止運動』であり、当時、ニカメイチュウ、ウンカ類などの水田用殺虫剤として一世を風靡したパラチオンにおいて散布中の事故が多かったことから、「マスクを付けて散布しよう」といった基本的な指導からスタートした。現在の『農薬危害防止運動』となったのは、1962年(昭和37年)のこと。農薬と上手につき合うには、“基本の技”が大切。 |