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アグリビジネス業界ニュース

平成14年度事業計画(案)など
第7回総会で全ての議案を承認
−緑の安全推進協会−


第7回通常総会
 (社)緑の安全推進協会(梶原敏宏会長、正会員245社)は5月31日、東京都台東区の池之端文化センターにおいて『第7回通常総会』を開催、平成13年度事業実績報告及び収支決算報告、平成14年度事業計画(案)及び収支予算(案)、任期満了に伴う役員の選任など、全ての議案を承認した。
 席上、梶原会長は協会として農薬の適正使用による緑の確保が重要だとしながら、「農薬の安全使用に関する事業を一層推進していきたい」としたほか、「業界を取りまく環境はまことに厳しい状況にあるが、(業界挙げて)これを克服していかなければならない」と力強く語った。
 また、来賓として農林水産省生産局植物防疫課の福盛田共義課長補佐、岩井朋久防除技術係長、さらに生産資材課農薬対策室の都築伸幸課長補佐らが出席。福盛田課長補佐は、「6月から農薬危害防止運動が始まるが、非農耕地農薬の安全確保も一層重要となっている」と結んだ。
 任期満了に伴う役員の選任では、新副会長に小林由幸(株)ロイヤル・グリーン・メンテナンス代表取締役社長、また新任理事に武内壽一日産緑化(株)代表取締役社長、窪田隆一三共(株)アグロカンパニープレジデント、猪飼隆日産化学工業(株)常務取締役を、それぞれ選任した。
 平成14年度事業計画では、引き続き農薬の安全使用に関する教育研修・普及啓発事業、農薬の安全使用に関する研修会等の開催及び管理士の資格認定事業、さらに農薬空容器適正処理対策などに注力していく。この中で、「『緑の安全管理士』有資格者の優先的メリットを明確にすべき」との業界の声は多い。


農業協同組合新聞(社団法人農協協会)
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