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山根精一郎新社長
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本紙既報の通り、日本モンサント(株)(以下、日本モンサント)は、日本国内で展開している農薬事業を日産化学工業(株)(以下、日産化学)に事業移管するが、これに伴い山本徹也社長は7月1日付けでその職を退任し、後任に同社取締役副社長の山根精一郎氏が、6月末の取締役会の承認を経て、新代表取締役社長に就任する。
山本徹也氏は、1980年に日本モンサントに入社。米国の本社、モンサント・カンパニーやラテン・アメリカ地区勤務の後、日本モンサントの農薬事業の責任者に就任。その後、1999年に代表取締役社長に就任した。
この間、全世界でトップシェアを持つ非選択性茎葉処理除草剤『ラウンドアップ』は、リーディング・ブランドとして日本でも多くの農家に愛用されてきた。
現在、モンサント・カンパニーは、世界的に種子・バイオテクノロジー事業と農薬事業の2つの主要事業の展開を行っているが、日本では、今後、種子・バイオテクノロジー事業を新社長の山根精一郎氏が展開していく。山根氏は、種子・バイオテクノロジー分野に精通し、業界での人望も厚い。
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