(株)パストラルは、6月18日に開いた第2回定時株主総会で13年度決算を承認した。
宿泊事業の売上額は、虎ノ門パストラルが54億4800万円、南熱海パストラル松風苑が4億2600万円の計58億7400万円となった。計画を3億3300万円、5.3%下回った。
この結果、当期利益(税引き前)は、虎ノ門パストラルが7800万円、南熱海パストラル松風苑が1700万円欠損の計6100万円と計画の4分の1程度にとどまった。
13年度は同社にとって初の通年営業で、(株)農協観光との連携を軸に農林漁業団体などの利用が広がったものの、BSE問題や米国テロ事件などの景況感の悪化を背景に法人利用が減少した。婚礼利用は利用者ニーズの多様化、個性化と市場競争の激化から減少傾向が続いた。14年度の宿泊事業は売上額58億1700万円、利益1億200万円を見込んでいる。
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