西日本エリアの系統卸を再編し、昨年2月に発足した全農パールライス西日本株式会社(渡辺徳義社長)では、「タイガース必勝祈願米」を販売し、関西地区を中心に大変な話題となっている。
星野監督率いる「阪神タイガース」は、開幕以来絶好調で、2リーグ制となってからは、球団初となる開幕7連勝を飾るなど健闘を続け、現在もセリーグの首位攻防戦を展開している。
こうした活躍を反映して、試合毎の展開・結果に一喜一憂するタイガースファンの熱狂ぶりは、大きな経済効果をもたらしており、京阪神地区は久々に活況を呈している。
全農パールライス西日本(株)は、旧兵庫県経済連から引継いで阪神球団と球団マークの使用について契約を結び、「タイガース必勝祈願米」の販売を行ってきた。
今年は米袋のデザインを一新し、中身の米もこれまでの「兵庫県産:コシヒカリ」から、星野監督にちなんでポストきらら397の「北海道産:ほしのゆめ」(星野の夢)に切り替えて販売した。
これが大きな話題となり、テレビ、新聞、雑誌にも取り上げられた。人気と話題性に支えられ、「タイガース必勝祈願米」は大ヒット商品となっている。
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