大塚化学(株)(大塚雄二郎社長、本社:大阪市)は、9月1日付けで事業再編・分社化に踏み切る。各部門の主体性と責任をより明確にし、迅速な意思決定と、柔軟かつ機動的な事業運営を行うことで、急速に変化する事業環境及び拡がりをみせる顧客ニーズに適切に対応していく。
具体的には、会社分割の方法により、まず食品事業及びオロナミンC事業を除く飲料事業を統合し「大塚食品(株)」に継承、また化学品・農薬肥料事業については「大塚化学(株)」に、さらに家具・人工芝事業を「大塚家具製造販売(株)」に継承する。
同社では、この再編に伴い、商号を「大塚化学ホールディングス(株)」とし、3会社を完全子会社とした事業持株会社に移行することにした。継続会社である「大塚化学ホールディングス(株)」の社長には、大塚雄二郎社長が就任する予定。
これまで大塚化学(株)及び大塚食品(株)は、食品及び飲料事業においてそれぞれ事業展開を行ってきたが、去る6月14日の株式交換により、大塚食品(株)が大塚化学(株)の完全子会社となったことに伴い、より一層の事業統合をはかることにした。
また、化学品・農薬肥料事業部門および家具・人工芝事業部門についても、急速に変化する事業環境と顧客ニーズに適切に対応するため、これら部門の主体性と責任を明確にし、柔軟かつ機動的な事業運営を行うことで、一層の企業体質の強化を図っていくことにした。
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