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アグリビジネス業界ニュース
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小型・軽量の園芸用誘引結束機を開発 |
マックス(株)(東京・日本橋、三井田孝広嗣社長)は園芸用誘引結束機の小型軽量タイプ「マックス『テープナー』HT−A(N)」を開発し新発売した。同社の従来品を改良したもので、結束時にテープの切りカスが出ない機構を搭載、小型・軽量でハンドルストロークも短く設計しているので握りやすく、結束作業に携わる女性や高齢者にも使いやすくなっている。 「テープナー」は茎と支柱にテープを回しホッチキス留めする機械で、1969年から発売している同社のロングセラー商品。片手で作業できるのでブドウ栽培農家を中心に普及し、今ではトマト、きゅうりなどの施設園芸にも広がり、累積販売台数はアジア、欧州、アメリカなど世界で350万台を超えているという。 同機の特長は、(1)テープカットの際、切りカスが出ないのでこれまでのように切りカスが落ちて畑を汚したり、機械に詰まって不具合を起こさない、(2)テープホルダー部を半透明にし、テープの残量がひと目でわかる、(3)ストラップ付きで首や肩から下げられ、掛けたまま両手が使える。 サイズ―26W×335L×130H(mm)、質量―420グラム、結束範囲―最大24.5mm、ステープル装填数―604C−L/200本×1連、604E−L/172本×1連 希望小売価格は5、500円。初年度販売目標1万台。 |