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アグリビジネス業界ニュース
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急増する道内のBG無洗米需要へ対応 |
北海道でいち早くBG無洗米設備を導入し、「北海道における無洗米の先駆者」として活躍してきたホクレンでは、先般、石狩市新港地区に新設したホクレンパールライス工場内にBG無洗米製造ラインを新たに設置、稼動を開始した。これは、北海道地区での無洗米需要の急増に対応するためのもので、本年度のBG無洗米販売目標は7,200tとし、「BG無洗米の更なる販売拡大を」というホクレンの強い意思が反映されている。 ◆北海道における無洗米の先駆者・ホクレン ホクレンでは、平成12年7月、砂川工場に北海道初となるBG無洗米ラインを設置。それ以降、それまで道内の消費者にはほとんど知られていなかった「無洗米」の普及を目標に熱心な取り組みを行ってきた。また、全くとぎ汁を出さないBG無洗米を通じ、率先して北海道の水環境改善にも取り組んできた。その結果、道内でのBG無洗米に対する評価は急上昇し、流通量も予想を大きく上回るなど道内の無洗米市場を大きく成長させた。 ◆BG無洗米による新たな環境への取り組み・「大漁御膳」 一方、新工場の稼動に合わせて、ホクレンでは海洋環境保全を目的とした新たな取り組みとして、ぎょれん(北海道漁業協同組合連合会)との共同企画によるBG無洗米「大漁御膳」を開発し、7月20日の「海の日」から販売を開始した。「大漁御膳」は、将来に渡り豊かな海を守り子孫に引き継ぎたいという、地元関係者の願いを商品コンセプトにしたもので、7月19日に開催された発表会でホクレン奥村副会長は、「北海道は海の恵み、大地の恵みを受けて生産者を支えている。この海、大地を貴重な財産として、子孫につなげることがわれわれに課せられた使命。」と語り、ホクレンの環境保護に対する強い意気込みを示した。 ◆BG無洗米目標 年間7,200トンへ ホクレンでは、一昨年発売したBG無洗米「清流紀行」と併せて消費・販売拡大につなげて行きたい考えで、本年度は7,200tの販売を目標に今後も更なるBG無洗米の販売拡大を推進していく方針。 |