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アグリビジネス業界ニュース
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174億円の減少に |
農薬工業会(山本佳彦会長)はこのほど、『平成14年7月度農薬出荷概況』を公表した。それによると、出荷数量22万7000トン(前年比1万9000トン減、92.2%)、出荷金額3005億円(同174億円減、94.5%)となり数量ではかなり、金額ではやや減少した。 平成10年度を基準(100%)とした年次推移を見ると、数量は減少傾向が続いており、金額では平成13年度まではほぼ横這いで推移していたが、今年度は減少した。数量の減少は1キロ製剤、フロアブル剤などによる軽量化、及び箱処理用混合剤の普及などによる本田散布剤の減少などが影響している(表1)。 使用分野別で見ると、数量、金額ともに全て減少した。特に水稲(数量88.9%、金額95.0%)、その他(数量89.9%、金額85.1%)の減少が大きい。水稲はカメムシ剤、その他では非農耕地用除草剤が大きく影響している(表2)。 種別での前年比増減では、数量、金額ともに全て減少した。特に殺菌剤(数量94.8%、金額94.6%)、除草剤(数量93.7%、金額92.4%)は全ての分野で大きく減少している(表3)。 |