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アグリビジネス業界ニュース

平成15年度調製機製品ラインナップを発表
新型式ネオライスマスター籾摺機などを発売

―株式会社 サタケ―


 株式会社サタケ(本社=東広島市佐竹利子代表)では、この程、調製機事業部製品(乾燥機、籾摺機、選別計量機、農家用精米器)の平成15年度ラインナップを発表した。
 新製品としてネオライスマスター籾摺機(NPS)に、新たに4インチ、5インチを追加。これで2.5インチから5インチまでのシリーズが完成した。
 今回の4インチ、5インチの大きな特長として、ユーザーにより快適に使ってもらえるよう、自動ロール制御機能、精品昇降機を仕様に追加しバリエーションを充実させた。
 「自動ロール制御機能」は、従来手動で行っていたロール間隙調整をコンピューターで制御し、わずらわしい間隙調整作業を不要にした。
 「精品昇降機」は、籾摺・選別後の仕上り玄米を昇降機で排出するので、より安定した運転を可能とする。 
 その他、◎モーター保護回路を内蔵し、モーター過負荷による焼損防止、◎3輪キャスターを標準装備し、移動が簡単、◎選別板前面カバーの取り外し取り付けが簡単で、メンテナンス性が向上、◎ワンレバー操作で籾摺り作業が簡単にできるなど、数々の装備、機能を搭載し、トップシェアブランドの商品力をさらに強化した。
 
  乾燥機は平成14年度同様の充実ラインナップで平成15年度も販売を強化するが、コストパフォーマンスに優れたグルメドライヤー(GDR)を55石から9石まで取り揃えユーザーの低コストニーズに応えていく。
 特にGDR9VZは中山間地仕様として平成14年度、新たな需要を掘り起こしたが、平成15年度も引き続き、中山間地や都市近郊の米作りを支援できるものとサタケでは期待している。

 選別計量機は計量部を一新し、ネオグレードパッカー(NPA)として発売する。新計量部は表示部に色鮮やかな大型表示パネルを採用し、より見やすく機能的になっている。さらに文字表示機能、適正電圧表示機能を追加し、作業状況が一目で確認できる安心設計とした。
 ボディーカラーは、あらゆる作業場と調和する自然基調のグリーン色を採用し、デザイン性を高めた。出荷は平成15年2月からを予定している。

 精米機はCBS300AS、750A、1500A、2200Aが新型クリーンワンパス精米機としてラインナップされている。すでに今年10月から出荷を開始しており、新機能が好評を得ている。
 小型のCBS300ASは業界初のステンレスボディーを採用した清潔感あふれる新コンセプト商品だ。1馬力から3馬力クラスのCBS750から2200は、ヌカ受けに新技術のクローズドサーキット方式を採用し、ヌカが周囲に飛散しない新機構となっている。
 精米品質は、サタケが長年業務用精米機で培った技術力で設計した新型精米部によりヌカ切れのよい、美しい仕上がりを実現した。
 機種別の価格や特長・性能などの詳細は(サタケ広報室TEL0824−20−8501)まで。

 
 
 


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