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アグリビジネス業界ニュース
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異種米混入の無い新スタイルの精米工場完成 |
この工場は、施主が東福製粉(株)で建物は清水建設が担当、内部設備は全て(株)東洋精米機製作所の機器を導入した。 新精米工場は、急増している無洗米の需要に対応するための無洗米専用工場として建設を進めていたもので、「残留米ゼロ機器」の導入と、自社内でのDNA鑑定の実施という、米穀企業の精米工場としては初めての取り組みにより、コンタミゼロを限りなく追求した最新設備の無洗米工場だ。 さらに、工場全体を工程別にゾーニング化することで、先進の食品工場並みの安全性と衛生レベルを実現した、近未来のモデルとなる精米工場の誕生となった。 今日、「とがずに炊ける無洗米」は、消費者に広く支持されているが、従来の精白米をはるかに超えるレベルの安全性と品質が求められている。 また、米穀業界では、異種米の混入、いわゆるコンタミ問題による表示違反が多発しており、その原因の一つである精米工場の設備改善が急務となっている。 こうした状況を受けて新設された最新設備を誇るこの精米工場には、次のような特長がある。 ◎「残留米ゼロ機器の導入」と「自社内でDNA鑑定」することにより、コンタミリスクを解消した。 ◎「工程ごとのゾーニング化と残留米ゼロ機器の導入」により、高い衛生レベルと安全性を確保した。 ◎圧倒的なシェアを占める「BG無洗米」設備の導入により、高品質で高歩留りの無洗米を製造できる。 この工場では、初年度8500トンの生産を見込んでおり、今回のBG無洗米設備(3t/h)1ライン導入に加え、将来の無洗米の需要増に対応するため、すでに2ライン設置できるスペースを確保しており、状況に応じて増設し生産体制を増強していく予定だ。 <新精米工場概要> ・名称 木徳九州株式会社 東洋BG無洗米工場 ・竣工 平成15年7月 ・所在地 〒福岡県福岡市中央区那の津4−9−20 TEL092(733)1338 ・生産能力 月産1200トン ・総床面積 約1780平方メートル ・総工費 約10億円 (2003.7.31) |
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