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アグリビジネス業界ニュース
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無洗米の環境保全効果 (財)日本土壌協会が確認 |
財団法人日本土壌協会(熊澤喜久雄会長理事・東京都千代田区)は、このほど「無洗米と普通米の環境影響評価」の調査結果を発表した。 それによると、無洗米使用による環境保全効果を、LCA(ライフ・サイクル・アセスメント:製品の評価を原料の調達から加工、製品・廃棄に至る全ての過程で生じる環境負荷を、分析して行う手法)の面から調査したところ、普通精米を研いでそのとぎ汁を下水処理場などで汚水処理している現状に比べ、無洗米の使用は、環境保全にとって有効なことが確認された。 なお、この調査は、無洗米製造に必要なエネルギーの使用量などが、詳しく開示されているBG無洗米を対象に行われた。 無洗米の環境保全効果については、しばしば「無洗米はとぎ汁公害もなく、節水にもなるなど、環境に良いと言われるが、製造過程で使うエネルギーなどを考えると、どうなのか」という疑問が呈されてきた。しかし今回の調査により、無洗米は普通精米に比べ、製造過程を考慮しても、なお環境保全に有効なことが確認されたことになる。 ◎調査結果の要点
(2003.9.10)
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