住化武田農薬(株)(生津嘉朗社長、本社:東京都中央区)は、来る11月4日(火)より新事務所での業務を開始する。移転するのは、同社本社、東京営業所、住友化学工業(株)東京営業所および同社グループの(株)日本グリーンアンドガーデンとなっている。
2002年11月に設立された同社は、国内市場においては武田薬品工業(株)時代に培った販売力を梃子にプレゼンスを一層高め、海外市場では住友化学工業(株)の販売網を通じて拡大をはかることで、将来にわたる息弾む事業展開を目指している。
平成16農薬年度においては、主力剤の「ブラシン」、「ダントツ」、「パダン」、「イマゾスルフロン剤」などを中心に積極的な販売展開を行う。新規開発剤は、殺虫剤、殺菌剤、除草剤の各分野にわたっているが、中でも除草剤のうちの1つはSU抵抗性雑草対策剤として大きな期待が寄せられている。
「営業」については、2社の営業施策をすり合わせながら、より効率的な体制の再整備をはかっており、「研究開発」では2004年度中に農業科学研究所(つくば市)を住友化学工業(株)の農業化学品研究所地区(宝塚市)に移転し効率的な研究体制で臨む。
【移転先】
〒104−0033 東京都中央区新川1−16−3 住友不動産茅場町ビル5・6階(地図参照)
電話(03)3537−8621 FAX(03)3537−8649
(2003.10.23)
|