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アグリビジネス業界ニュース

ベイヤー氏が農薬部門トップに
―ダウ・ケミカル日本―


 ダウ・ケミカル日本(株)(神永剛社長、本社:東京都品川区)はこのほど、内田敬一郎代表取締役副社長ダウ・アグロサイエンス事業部門管掌日本・韓国総支配人が11月1日付けで退任し、後任に同事業部門のモンティー・ベイヤー ビジネス ディベロップメント リーダー(写真)が就任すると発表した。

モンティー・ベイヤー氏
 モンティー・ベイヤー氏は、1967年3月6日、カナダ生まれの36歳。1990年にダウ・エランコ・カナダ(現ダウ・アグロサイエンス・カナダ)に営業担当として入社。以降、1995年に製品マーケティング マネージャーなどを経験し、2001年にはダウ・アグロサイエンス本社(米インディアナ州)の戦略プロジェクト リーダーに就任。その後、北米沿岸地域営業部長を歴任し、2002年9月より現職に着任していた。
 内田敬一郎氏(55歳)は1970年に三菱商事(株)に入社し、2000年6月に菱商農材(株)(現ディーエーエス菱商)の代表取締役社長に就任した。国内経験およびインドなどの海外経験を生かし、手腕を発揮した。その後は2002年3月にダウ・ケミカル日本(株)ダウ・アグロサイエンス事業部門に転籍し、同年7月より現職に就任している。
 【ベイヤー氏のコメント】 ダウ・ケミカルはローム&ハース農薬事業の買収、ディーエーエス菱商の経営権獲得、全国代理店組織「陶農会」の発足など、より日本の風土・慣習などに根付いた農薬事業活動の拡充を図ってきました。当社では、長年にわたり培ってきた礎をもとに2004年1月から社名も「アグロパートナーズ」に変更し、ダウ・アグロサイエンスの事業をさらに強化・充実させていく所存です。事業の発展に貢献した内田敬一郎の後任として、今後もいっそう日本農業の発展に貢献すべく、専心努力する決意を新たにしています。

(2003.10.30)

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