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アグリビジネス業界ニュース
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30周年を迎えた「オリゼメート」
成功は企業理念と全社員の結晶か |
明治製菓(株)(佐藤尚忠社長、本社:東京都中央区)が手掛けるいもち病防除剤「オリゼメート」(有効成分:プロベナゾール)が、本農薬年度で発売30周年を迎える。12月2日、都内のホテルで記念式典および謝恩パーティが予定されている。 また、「本剤のいっそうの飛躍は、北興化学工業(株)との共同開発による長期持続型育苗箱処理剤『Dr.(ドクター)オリゼ箱粒剤』(徐放化製剤・平成10年上市)の開発にあった」(同)ともいう。その後、長期持続型箱処理剤は続々と登場し、今日に至る。
「オリゼメート」の底流にある特長は、総じて耐性菌がでなかったところにある。「今後も他社と協調して、農家ニーズに対応した品揃えをはかり、環境負荷低減など社会的な要請に応えていきたい」(松長事業本部長)という。「オリゼメート」の成功は、「おいしさと健康」をキーワードとした明治製菓(株)の企業理念を縦糸とし、全社員の真摯な取り組みを横糸とした「止揚的結晶」にあるのではないか。 なお、明年1月15日には、都内で『オリゼメート30周年記念講演会』も予定されている。 (2003.11.28)
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