アグリビジネス業界ニュース／ＪＡＣＯＭ

アグリビジネス業界ニュース

売上高前期比4.2％アップ
―協同リース―

　協同リース(株)は6月27日株主総会ならびに取締役会を開催し平成15年3月期の決算等を承認し既報の通り新役員を選出した。
　決算概況によると平成14年度のリース・割賦等の新規実行高は、前期比41億6900万円（1.7％）減少して2348億1500万円となり、営業資産残高は前期比27億9900万円（0.4％）増加して6450億4500万円となった。
　収益面においては売上高は、前期比は９８億９４００万円（4.2％）増加して2428億2600万円となった。
　経常利益は市場金利の低位での推移と資本市場からの直接調達の実施による資金原価の低減に努めたものの、貸付債権を中心とした債権のバルク処分、海外航空会社の破綻等による損失計上を行ったことから前期比47億6000万円（60.2％）減少して31億4200万円となった。
　当期利益はシステム開発の見直し等による損失計上を行ったことから1億4800万円となり、当期未処分利益は1億5300万円となった。
　なお、期中に120億円の優先株を発行し資本増強を図ったことに加え、最終利益を計上することができたため、内部留保の充実を図りつつ、優先株式、普通株式ともに株主配当を実施する。　（２００３．７．９）