|
||||
アグリビジネス業界ニュース
|
上期業績及び構造改革プランを発表 小原新社長が記者会見 |
小原新社長は、就任挨拶の席上「本年度上期終了時点で、当初掲げた計画と業績に大きな乖離が生じた。冷夏の影響もあったが、計画数値に見込み違いがあり、経営の抜本的見直しが必要と判断し、『構造改革プラン』を実施することにした」と述べ、執行役員に対する大幅な権限委譲を含む新執行体制を確立し、「構造改革プラン」を強力に推進していくと説明した。 また「構造改革プラン」を遂行するにあたり、全社的に徹底させたい要点があるとして次の二点を挙げた。第一点は「実力主義」だとし、実力主義の人材活用なくして改革はなく、新たに業績評価を下期より導入する。第二点は「現場主義」であり、現場に責任と権限を委譲し、迅速な市場対応と、現場での課題解決を図っていく。 平成15年度上期業績(4〜9月期)は、販売計画1247億円に対し、販売実績は1136億円と大幅に落ち込んだ。特に白物飲料(計画比84.1%)や主力の牛乳(計画比86.4%)の減少が大きい。 上期の収支は売上高が計画未達となったため、売上減による利益減となり、当期経常利益(損失)は計画に対し40億円の未達となった。 構造改革プランでは、利益率の改善と業務全般にわたる費用率の削減に取り組む。厳しい市場環境を踏まえ、現状の売上高で利益の確保が出来る事業構造に転換する計画を策定した。15年下期より取り組みを開始し、16年度に施策完了、17年度に25億円の黒字転換を目指す。 構造改革プランによる効果は次の通り。 |
||
|
||
関連記事 人事速報「新役員執行体制」
(2003.11.25) |
特集企画 | 検証・時の話題 | 論説 | ニュース | アグリビジネス情報 | 新製品情報 | man・人・woman 催しもの | 人事速報 | 訃報 | シリーズ | コメ関連情報 | 農薬関連情報 |
||
社団法人 農協協会 | ||
|