農業協同組合新聞 JACOM
   
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 改正農薬取締法下での育苗販売の実践的問題点を模索
《日本野菜育苗研修会》


 日本野菜育苗研修会(山口一彦会長・(有)山口園芸社長、愛媛県北宇和郡)は11月25日、東京都千代田区のダイヤモンドホテルにおいて『第6回総会』を開催しすべての議案を承認したほか、改正農薬取締法下における育苗販売の実践的問題点を探った。
 日本野菜育苗研修会は、会員相互の連携のもとに諸課題を解決し、経営の改善とその安定をはかるとともに、育苗業者の社会的地位を高めるために平成10年11月に設立されたもので、競争による販売原理を乗り越えている。10月末現在の会員数は、112会員。
 同研修会の活動は躍動的で、今年6月に行った夏季研修会でも固化倍土の全体像を探ったほか、農薬の現状と問題点、苗規格・カラーポットの統一などで研修を行っている。
 第6回の研修では、改正農薬取締法下における育苗・栽培の実践的な対応を模索した。講演を、(財)日本園芸生産研究所の米山伸吾研究員が『園芸苗生産における病気・害虫の適切な防除および最近の農薬安全使用問題にからめて』のテーマで行っている。
 なお、26日の2日目の研修会では、バイエル クロップサイエンス(株)の星野敏明登録調整グループリーダーが『改正農薬取締法への対応』で講演するほか、農水省生産局種苗課、同消費・安全局農産安全管理課の講演が予定されている。 (2003.11.25)
 

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